国立大学法人筑波技術大学 共生社会創成学部 案内チラシ このファイルは読み上げ用に再構成しているため、記載順が実際の案内チラシと異なる場合があります。 聴覚?視覚に障害のある学生のための日本で唯一の高等教育機関である筑波技術大学は、2025年度に共生社会創成学部の設置を予定しています。 ※設置構想中のため、今後、内容が変更になる可能性があります。 誰かにとってのバリアを取り除く!将来、そんな仕事をしてみませんか? 【共生社会創成学部】 ◆学位「情報保障学」(社会学?工学分野) ◆障害社会学及び情報科学を組み合わせて、多様な人々が能力を発揮できる共生社会の創成を目指す人材を育成することを目的とします。 きこえないことを理解してもらえなくて苦しかった 見えないことで周りから疎外感を感じた そんな経験はありませんか? 共生社会創成学部は、みなさんと同じような課題を感じている人達が、存分に活躍できる環境を作っていくために、どうすればよいのかを考え実践するために必要な知識とそれに関わる情報技術を学ぶ学部です。 障害のある人はもちろん、人種や国籍?ジェンダーなど、多様な特性を持つ人達の活躍を支え、場に応じた解決方法を提案していける人材を育てていくことを目指しています。 「共生社会」とは? これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障害者等が、積極的に参加?貢献していくことができる社会のことです。 【入学定員】 視覚障害コース10名、聴覚障害コース5名 【入学者選抜方法等】 ◆学校推薦型選抜  試験時期:2024年11月(予定)  試験科目:書類審査?小論文?面接 ◆総合型選抜(視覚障害コースのみ)  試験時期:2025年1月(予定) 試験科目:書類審査?面接(口頭試問含む) ◆一般選抜  試験時期:2025年2月(予定)  試験科目:大学入学共通テスト(2教科2科目)?書類審査?面接/小論文(視覚障害コース)/プレゼンテーション(聴覚障害コース) 【卒業後の進路例】 ?一般企業の職員として、誰もが働きやすい職場作りに取り組む ?当事者団体の職員として、社会的バリアの削減に取り組む ?国家公務員として、社会全体の制度改善やシステム構築に取り組む 【この学部で学ぶこと】(科目名の末尾に☆がある科目は「より深く学びたい人のための科目」です) 社会の仕組みとバリアの構造を学ぶ ?障害社会学 ?社会福祉学 ?教育とダイバーシティ ?障害者の就労と社会 ?法制度の仕組みと福祉☆ さまざまな障害と支援方法について学ぶ ?障害の特性と理解 ?ダイバーシティの理解 ?盲ろう者の理解と支援☆ ?共生社会と支援 ?障害者スポーツ☆ 各種支援ツールの使い方?作り方を学ぶ ?プログラミング基礎 ?ウェブテクノロジーとセキュリティ ?教育支援工学☆ ?支援技術学論 ☆ ?情報アクセシビリティ☆ 実習を通して学んだ内容を実践する ?共生社会創成プロジェクト実習 【内容例】 ロールモデルの探求と講演会企画 キャンパスの枠を超えた障害理解ワークショップの開催 コミュニティとの協働ワーク実践 社会に対して研究結果を発信する ?共生社会創成特別研究 【内容例】 駅構内のバリアについて、多様な人々にヒアリング調査を実施。結果をもとに運営企業に対するプレゼンテーションを行い、改善策をともに検討する。 【多彩な連携協力先】 つくばエクスプレス/日本財団電話リレーサービス/成田国際空港/東京管区気象台/茨城大学/茨城県立医療大学/つくば市/東京都/文化庁など 【視覚障害学生と聴覚障害学生が、ともに学ぶ授業もあります。】 手話?点字と障害支援技術、諸外国の障害者と文化?社会?生活など お問い合わせ:国立大学法人筑波技術大学 大学戦略課 〒305-8520 茨城県つくば市天久保4丁目3-15 TEL:029-858-9310 FAX:029-858-9312 E-mail:hyouka@ad.tsukuba-tech.ac.jp